2016.10.25

「ハイブリッド農業国際会議」に参加しました。

当社は、崇城大学(熊本市)で開催された「第1回ハイブリッド農業に関する国際会議」[ 10月21日(金)~10月24日(月)]に参加しました。
この会議では、食品科学、バイオテクノロジー、プラズマ・エレクトロニクス、情報通信技術の4分野の新しい科学技術と、これまでの農業を融合させた「ハイブリッド農業」の実現可能性、実社会への応用などについて、討論、検討しました。
当社は、10月22日(土)の「ポスターセッション」で、「光合成細菌」
「菌根菌」「共生菌」などに関する当社技術を紹介いたしました。

(山田)

当社展示のブース

当社展示ブース

「第1回 ハイブリッド農業に関する国際会議」
ホームページアドレス:http://www.cis.sojo-u.ac.jp/~hybrid2016/

2016.09.13

「土づくりとエコ農業」2016年8・9月号に当社微生物資材の記事が掲載されました。

一般財団法人日本土壌協会が発行している「土づくりとエコ農業」2016年8・9月号の『新製品ニュース』に、当社技術普及部・山田直樹が執筆した「微生物資材の施用効果事例の紹介」と題する文が掲載されました。還元消毒時に使用する微生物資材『かんげんきん』、「作物の健全化」に貢献する微生物資材として㈱四国総合研究所(四国電力グループ)と当社が共同開発した『共生菌A-300』、ブドウ生産に貢献する資材として関西電力グループと当社が共同開発した『エコバイオティクス根健 果樹用』を紹介しています。

土づくりとエコ農業2016年8・9月号

2016.09.05

日本農業新聞に当社微生物材「かんげんきん」「共生菌A-300」の 施用効果記事が掲載されました。

 日本農業新聞(平成28年9月5日付け)に、パセリ栽培での当社微生物資材「かんげんきん」、「共生菌A-300」の施用効果に関する記事が掲載されましたので、ご紹介いたします。
長野県JA上伊那のパセリ栽培では、かねてから連作障害によるものとみられる収量低下が問題になっています。当社は3年前から長野県農業改良普及センターの指導のもと、JA上伊那野菜部会パセリ専門部会と共同で、土壌還元消毒促進微生物資材「かんげんきん」及び微生物土壌改良材「共生菌A-300」の施用による連作障害軽減効果確認試験を行ってきました。
試験協力農家では、欠株が減り、収量の低下もなく、安定した収穫を確保できるようになりました。
(山田)

平成28年9月5日付 日本農業新聞記事

記事中の当社資材施用パセリ圃場

記事中の当社資材施用パセリ圃場

2016.07.07

「田んぼアート」に当社PSB

松本市島内地区の70アールの田んぼに、歌舞伎の中村屋ゆかりの「二人桃太郎」が見事に描かれ、話題を呼んでいます。葉色の違う8種類の稲が植えられた田んぼの土には、「アート」を描く稲の生育を支えるため、田んぼを管理する農業生産法人「(有)北清水」の皆さんなどにより、当社のPSB(光合成細菌)が施用されました。
「田んぼアート」を企画したのは、中村勘九郎さんが所属するプロダクション。故中村勘三郎さんが出演していた「信州・まつもと大歌舞伎」に、ボランティアとして、家族で参加し、中村屋と縁が深い「(有)北清水」の清水さんや多くの地元の有志が「田んぼアート」制作に協力しました。
中村勘九郎さんの2人の子息(勘三郎さんの孫)の初舞台(来年2月)の演目「門出二人桃太郎」が描かれました。
5月末には、勘九郎さん親子、勘九郎さんの弟中村七之助さん、清水さん母娘はじめ、7百名のボランティアが参加し、盛大に田植えが行われました。この「田んぼアート」は、9月下旬の稲刈り前まで、近くに設置された物見台から見学できます。
勘九郎さん、七之助さんが出演する第5回「信州・まつもと大歌舞伎」が、7月11日から17日まで開催されます。松本市内は歌舞伎一色で、大いに盛り上がります。

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2016.06.10

松本市で「松枯れ対策」に当社菌根菌資材を施用

長野県松本市内の民家のクロマツを松枯れから守るための対策資材として、このほど当社の菌根菌・発根促進資材(商品名:「エコバイオティクス根健 クロマツ用 」)が使われました。施業を行ったのは松本市の㈱柳沢林業様です。新しい根の発根を促す諸作業を行い、菌根菌・発根促進資材を施用しました。
クロマツやアカマツの樹勢衰退が、「松くい虫」被害を助長している、ともいわれています。当社菌根菌・発根促進資材が、根回りの土壌環境を改善、菌根菌がクロマツの根に共生、根系の健全な発達を促進し、樹勢回復に貢献します。
㈱柳沢林業様は最新の技術を活用、山づくりや特殊伐採など樹木管理に関する業務を、幅広く展開しています。かねてから、松くい虫などによる「松枯れ」対策にも、積極的に力を入れています。新たな技術として、今回初めて、菌根菌・発根促促進資材を、施用しました。施業の模様が、松本市の地元紙・市民タイムスに掲載されましたので、ご紹介します。
(猿田)

㈱柳沢林業様ホームページアドレス:http://yanagisawa-ringyo.jp/

市民タイムス(平成28年6月4日付)

2016.05.11

戸隠神社中社の『御神木樹勢回復作業』で当社の菌根菌資材を施用

5月8日に戸隠神社で行われた『戸隠神社の御神木の杉の樹勢回復作業』(添付新聞記事ご参照ください)で、当社の菌根菌資材(商品名:育苗用G2)をご使用いただきました。

長野市戸隠にある戸隠神社は日本屈指の浄化・自己覚醒パワースポットとして有名です。今回は樹齢約800年といわれる御神木3本のうちの1本について、長野県内の樹木医、造園業者など関係者約30名が参加して、戸隠神社神官、参詣者が見守る中、樹勢回復作業を行いました。多くの参詣者が、この御神木のパワーを求め、直接御神木に触れるため、踏圧により根回りの通気性、排水性が悪化、樹勢衰退の大きな原因になったものと樹木医は判断。根索治具を用いて慎重に根を傷つけないように根回りを露出させ、根を観察するとほとんどが徒長根と腐朽根でした。少しでも通気のよい土壌環境を求め一部の根が徒長する一方、排水の悪い土壌に伸びた根は、腐朽していました。

樹勢回復作業では、徒長根と腐朽根を断根し、断根部位に御神木の根に共生し、樹勢回復に役立つ当社の菌根菌資材を接種し、周辺部には土壌改良のため発根促進資材を含む改良土を埋め戻し、新たな根が伸び樹勢回復できる土壌環境づくりを行いました。神官ら戸隠神社関係者は、由緒ある御神木の樹勢回復に大きな期待を寄せていました。

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今回の樹勢回復作業は、日本樹木医会長野県支部総会開催にあわせた研修会として行われました。当社から、技術普及部長の猿田年保が参加し、作業に参加した方々に菌根菌の効果などを説明いたしました。(猿田)

 

施用の様子が新聞に掲載されました。→信濃毎日新聞 平成28年5月9日付

2016.04.28

土壌医検定1級に1名が合格。当社土壌医は2名に。

本年2月に実施された日本土壌協会主催の土壌医検定で、当社技術普及部・山田直樹が1級に合格いたしました。一昨年、技術普及部・猿田年保が1級に合格しており、当社の土壌医有資格者は2名になりました。他に今年は2級に1名、3級に2名が合格しました。当社の土壌医検定2級有資格者は2名、3級有資格者は2名になりました。

2016.03.29

「天橋立公園」のクロマツ樹勢回復に当社資材をご使用いただいています。

日本有数の観光名所「天橋立公園」(京都府)で、このほど行われたクロマツ樹勢回復工事に当社の外生菌根菌胞子液と発根促進資材が使われました。

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「天橋立公園」行われた作業の手順と作業の模様をご紹介します。

①エアースコップで表土を剥ぎ取り、腐朽根や徒長根を断根し除去したあとに根に直接触れるように発根促進資材を施用します。

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②改良土壌で表面を覆ってから外生菌根菌胞子液(チチアワタケとショウロの混合胞子)を散布し、砂を覆土します。

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外生菌根菌胞子液と発根促進資材による樹勢回復工事が日本各地に広がっています。

(猿田)

2016.03.08

当社微生物資材をご使用いただいている稲作農家さんがダブル受賞!

長野県大町市の宮田富吉さんは「第17回 米・食味分析鑑定コンクール:国際大会」(石川県)、「第5回大阪府民のいっちゃんうまい米コンテスト」(大阪府)の2つの大会で入賞し、ダブル受賞となりました。

宮田さんのダブル受賞の記事が地元紙「大糸タイムス」に掲載されましたのでご紹介します。

宮田さんには長年にわたりオーレスPSB、微生物入り育苗培土など当社微生物資材を使用していただいております。

(中嶋)

大糸タイムス ‐平成28年2月5日‐