松本市島内地区の70アールの田んぼに、歌舞伎の中村屋ゆかりの「二人桃太郎」が見事に描かれ、話題を呼んでいます。葉色の違う8種類の稲が植えられた田んぼの土には、「アート」を描く稲の生育を支えるため、田んぼを管理する農業生産法人「(有)北清水」の皆さんなどにより、当社のPSB(光合成細菌)が施用されました。
「田んぼアート」を企画したのは、中村勘九郎さんが所属するプロダクション。故中村勘三郎さんが出演していた「信州・まつもと大歌舞伎」に、ボランティアとして、家族で参加し、中村屋と縁が深い「(有)北清水」の清水さんや多くの地元の有志が「田んぼアート」制作に協力しました。
中村勘九郎さんの2人の子息(勘三郎さんの孫)の初舞台(来年2月)の演目「門出二人桃太郎」が描かれました。
5月末には、勘九郎さん親子、勘九郎さんの弟中村七之助さん、清水さん母娘はじめ、7百名のボランティアが参加し、盛大に田植えが行われました。この「田んぼアート」は、9月下旬の稲刈り前まで、近くに設置された物見台から見学できます。
勘九郎さん、七之助さんが出演する第5回「信州・まつもと大歌舞伎」が、7月11日から17日まで開催されます。松本市内は歌舞伎一色で、大いに盛り上がります。
2016.07.07