当社は、川上村はじめ長野県内のレタス生産地7か所に設置された「トラクター洗浄殺菌施設」の「閉缶作業」を行っています。厳冬期を控え、凍結により配管設備などが故障しないように、毎年実施するメンテナンス作業です。
「トラクター洗浄殺菌施設」(以下、施設)は、「レタス根腐れ病」の拡大を防ぐため、JA全農長野、各地JAが、国の交付金を受け、平成12年から逐次、設置しました。「レタス根腐れ病菌」に汚染された圃場から、未発生圃場にトラクターを移動する際に、施設でトラクターを洗浄、ロータリーやタイヤに付着した汚染土壌を80℃の熱水で殺菌することで、菌の伝染を防ぎ、レタス生産に適した健全な土壌環境を維持します。
生産地の土づくり期間中は、トラクターが施設に頻繁に出入りする光景を見ることができます。
当社はトラクターの洗浄設備、「レタス根腐れ病菌」の熱水殺菌法などについて提案し、システム構築のお手伝いをいたしました。設置以来、当社が7か所の施設のメンテナンスをお引き受けしています。トラクターが稼働する来春前には、「開缶作業」を行います。
7か所の施設の所在地は次の通りです。
・JA長野八ヶ岳川上支所4か所(御所平、原、大深山、居倉 各支所)
・JA佐久浅間伍賀支所
・JA松本ハイランド朝日支所
・JA川上そ菜販売